
自作PC市場、特にSFF(Small Form Factor)と呼ばれる小型PCビルドの世界に、待望の強力な新星が登場しました。株式会社アスクから発表されたGamerStormブランドのSFX電源ユニット「PS G」シリーズです。最新規格であるATX 3.1への準拠、そしてPCI Express 5.1への対応をいち早く実現したこのモデルは、コンパクトPCでハイエンドなグラフィックボードを運用したいユーザーにとって、まさに「本命」と呼べるスペックを誇っています。
近年、RTX 40シリーズに代表される高性能GPUの台頭により、電源ユニットにはこれまで以上に高い安定性と電力供給能力が求められるようになりました。特にスペースの限られるITXケースなどでは、排熱や配線の取り回しが死活問題となります。「PS G」シリーズがどのようにこれらの課題を解決し、次世代のスタンダードを目指しているのか。その魅力を余すところなく深掘りしていきましょう。
- 次世代規格への完全対応:PCIe 5.1と12V-2x6コネクタの恩恵
- 圧倒的な変換効率:Cybenetics PLATINUMとPPLP GOLDのダブル認証
- コンパクトPCに最適化されたフルモジュラー設計
- 日本メーカー製コンデンサ採用による鉄壁の信頼性
- カラーバリエーションとラインアップ:ホワイトモデルも同時展開
- まとめ:小型ハイエンドPCの心臓部に相応しい逸品
次世代規格への完全対応:PCIe 5.1と12V-2x6コネクタの恩恵
「PS G」シリーズ最大の注目点は、なんといっても最新規格であるIntel ATX 3.1に準拠し、PCI Express 5.1に対応していることです。これにより、最新のハイエンドGPUが必要とする瞬発的な電力要求(パワーエクスカーション)に対しても、極めて高い耐性を備えています。
12V-2x6コネクタがもたらす安心感
かつての12VHPWRコネクタから改良された「12V-2x6」コネクタを標準搭載。最大450Wの電力供給が可能なケーブルが付属しており、変換アダプタを使用することなくスマートに最新グラボと接続できます。
ここがポイント!デュアルカラーコネクタの採用
本シリーズの12V-2x6ケーブルには、革新的な「デュアルカラーコネクタ」が採用されています。これはコネクタの根元に色分けを施すことで、ケーブルが奥まで完全に差し込まれているかを一目で判断できる仕組みです。自作PCにおけるトラブルの多くは「半挿し」による接触不良ですが、この視覚的なガイドによって物理的な破損リスクを大幅に軽減しています。

圧倒的な変換効率:Cybenetics PLATINUMとPPLP GOLDのダブル認証
SFX電源において、変換効率の高さは単なる省エネ性能以上の意味を持ちます。変換ロスが少ないということは、それだけ「発熱が少ない」ということであり、狭いケース内でのシステム安定性に直結するからです。
信頼の認証プログラム
「PS G」シリーズは、従来の80PLUS認証よりもさらに厳格な測定基準を持つCybenetics認証において、上位グレードの「ETA PLATINUM」を取得しています。さらに、電源ユニットの新しい評価基準として注目されているPPLP(PSU Performance Level Plan)でもGOLD認証を獲得。
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高い静音性: 効率が良いことで冷却ファンの回転数を抑えることができ、デスク上に置く小型PCでも動作音が気になりにくい設計です。
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Active PFC回路: 力率を改善し、電力供給の安定性を高めると同時に、無駄な待機電力をカットします。

コンパクトPCに最適化されたフルモジュラー設計
小型PCを組み立てる際、最も苦労するのが「余ったケーブルの処理」です。「PS G」シリーズはフルモジュラー方式を採用しており、必要なケーブルだけを選択して接続することが可能です。
これにより、ケース内部のエアフローを妨げることなく、スッキリとした配線を実現できます。また、SFX規格という限られたサイズの中に、650W、750W、そして最大850Wという大容量を詰め込んでいる点も、ゲーミングPCユーザーにとっては見逃せないポイントです。

日本メーカー製コンデンサ採用による鉄壁の信頼性
電源ユニットの寿命と安定性を左右するのは、内部パーツの品質です。「PS G」シリーズは、メインのコンデンサに信頼の日本メーカー製を採用。高温下での耐久性に優れ、長期間の使用でも安定した出力を維持します。
充実の保護機能
万が一の事態に備え、以下の保護回路もしっかりと搭載されています。
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過電圧保護 (OVP)
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ショート回路保護 (SCP)
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過負荷保護 (OPP)
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その他、DC/DCコンバータ回路による電圧変動の抑制
「小型だから耐久性が不安」という懸念を、高品質なコンポーネント選びと設計によって払拭しています。
カラーバリエーションとラインアップ:ホワイトモデルも同時展開
昨今の自作PCトレンドである「白PC」ビルドにも完璧に対応しています。650W、750W、850Wの全容量において、ブラックとホワイトの2色が用意されています。特にホワイトモデルは、ケーブルまで含めて統一感のあるデザインを目指すユーザーにとって、非常に貴重な選択肢となるでしょう。
各モデルのスペックと想定価格
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PS650G / PS650G WH (650W)
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ブラック:18,980円前後(税込)
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ホワイト:19,580円前後(税込)
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PS750G / PS750G WH (750W)
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ブラック:20,980円前後(税込)
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ホワイト:21,980円前後(税込)
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PS850G / PS850G WH (850W)
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ブラック:23,800円前後(税込)
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ホワイト:24,480円前後(税込)
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発売日は2026年3月13日を予定。ミドルレンジからハイエンドまで、構成に合わせて最適な容量を選べるのが強みです。

まとめ:小型ハイエンドPCの心臓部に相応しい逸品
GamerStormの「PS G」シリーズは、単なるSFX電源のアップデートに留まりません。PCIe 5.1への対応、デュアルカラーコネクタによる安全性、そしてPLATINUM級の変換効率と、現代の自作PCユーザーが求める要素をすべて凝縮した、極めて完成度の高いプロダクトです。
これから最新のRTXグラボを積んだ小型ゲーミングPCを組もうと考えている方、あるいは古くなったSFX電源のリプレイスを検討している方にとって、この「PS G」シリーズは間違いなく第一候補に挙がるべき製品と言えるでしょう。
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