
自作PC市場に激震が走るニュースが飛び込んできました。マザーボード界の変態……もとい、革新者であるASRock(アスロック)が、圧倒的なコストパフォーマンスを誇る新シリーズ「Rock」の国内発売を正式に発表したのです。
2026年1月のCES 2026でベールを脱いだこのシリーズは、まさに「実用主義」の極み。最新のAMD B850およびIntel B860チップセットを搭載しながら、驚きの価格設定を実現しています。今回は、2月27日に発売される注目の4モデルについて、その魅力と詳細スペック、そしてなぜ今このマザーボードが「買い」なのかをプロの視点で徹底解説します。
- ASRockの新機軸「Rock」シリーズとは?
- 【AMD派】B850搭載モデルのラインナップと特徴
- 【Intel派】B860搭載モデルのラインナップと特徴
- Rockシリーズが「エントリー最強」と呼ばれる3つの理由
- 自作PC初心者からベテランまでおすすめできる理由
- まとめ:2月27日はショップへ急げ!
ASRockの新機軸「Rock」シリーズとは?
ASRockといえば、ハイエンドの「Taichi」や、ゲーマーに人気の「Phantom Gaming」、白銀の美しさが光る「Steel Legend」など、個性豊かなラインナップで知られています。今回新たに加わる「Rock」シリーズは、これまでのラインナップの隙間を埋める、あるいは既存の「Pro」や「HDV」シリーズのさらに先を行く「新世代のエントリー基準」となる存在です。
Rockシリーズのコンセプト シンプルなデザインの中に、最新規格(PCIe 5.0やWi-Fi 7)と高い耐久性を凝縮。無駄な装飾を省くことで、ユーザーが本当に必要とする機能を「手の届く価格」で提供する。
昨今のPCパーツ高騰化により、「マザーボードだけで4万円、5万円は当たり前」という状況が続いていました。そんな中、2万円台前半から購入できるRockシリーズは、予算をグラフィックボードやCPUに回したい賢い自作ユーザーにとって、救世主とも言える存在になるでしょう。
【AMD派】B850搭載モデルのラインナップと特徴
まずは、最新のRyzenプロセッサに対応するAMD B850チップセット搭載モデルから見ていきましょう。
B850 Rock WiFi 7(ATXモデル)

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想定価格:26,780円(税込)
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特徴: フルサイズのATX基板を活かした拡張性が魅力。エントリーグレードながら、最新の無線規格「Wi-Fi 7」を標準搭載している点は驚愕です。
B850M Rock WiFi(Micro ATXモデル)

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想定価格:22,980円(税込)
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特徴: コンパクトなPCビルドに最適なモデル。価格を極限まで抑えつつも、主要な機能は一切妥協していません。
AMDプラットフォームはソケット寿命が長いことで知られており、B850チップセットを選択することで、将来的なCPUのアップグレードパスも確保できます。特にPCIe 5.0対応のM.2スロットを備えているため、次世代の超高速ストレージを導入してもボトルネックにならないのが強みです。
【Intel派】B860搭載モデルのラインナップと特徴
続いて、安定した人気を誇るIntel Coreプロセッサ対応のB860チップセット搭載モデルです。
B860 Rock WiFi 7(ATXモデル)

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想定価格:24,980円(税込)
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特徴: AMD版よりもさらに安価な2万円台半ば。Wi-Fi 7対応で、高速なネットワーク環境を構築したいユーザーに最適です。
B860M Rock WiFi(Micro ATXモデル)

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想定価格:22,980円(税込)
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特徴: ビジネス用途からゲーミングまで幅広くカバー。コスト重視のBTOパソコンのベースとしても重宝されそうな一台です。
Intel 800シリーズチップセットの恩恵により、DDR5メモリの安定性や電源回路の効率が向上しています。Rockシリーズでは、エントリーながら高品質な電源回路を採用しているため、上位のCPUを組み合わせても安定した動作が期待できます。
Rockシリーズが「エントリー最強」と呼ばれる3つの理由
なぜ今回のRockシリーズがこれほどまでに注目されているのか。その理由は、上位モデルの特権だった機能が惜しみなく投入されている点にあります。
① PCIe 5.0対応スロットの標準搭載
通常、2万円台のマザーボードではコストカットの対象になりやすいPCIe 5.0ですが、Rockシリーズでは拡張スロット(GPU用)およびM.2スロット(SSD用)で対応を実現しています。これから主流となるGen5 SSDの性能をフルに引き出せるのは、長く使う上で大きなメリットです。
② 2.5G LAN & Wi-Fi 7の高速ネットワーク
有線LANは標準で2.5Gポートを搭載。さらに、ATXモデルには最新の「Wi-Fi 7 (IEEE 802.11be)」が採用されています。低遅延・広帯域な通信が可能になるため、オンラインゲームや大容量ファイルの転送もストレスフリーです。
③ シンプルかつ堅牢な電源設計
ASRockが得意とする高耐久コンポーネントを惜しみなく使用。派手なRGB LEDはありませんが、その分、熱対策や電力供給の安定性にコストが割かれています。まさに「質実剛健」を体現した設計です。
自作PC初心者からベテランまでおすすめできる理由
筆者が特に評価したいのは、ASRockが「エントリーモデルの底上げ」を行ったことです。
昔の安いマザーボードといえば、インターフェースが少なかったり、VRMヒートシンクが貧弱だったりと、どこか我慢して使う印象がありました。しかし、Rockシリーズは違います。
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初心者の場合: 2.5G LANや最新Wi-Fiなど、複雑な設定なしで高速環境が手に入るため、失敗の少ないパーツ選びができます。
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ベテランの場合: 浮いた予算で上位のビデオカードや、より大容量のNVMe SSDを購入できるため、システム全体のパフォーマンスを最大化できます。
まとめ:2月27日はショップへ急げ!
ASRockの新シリーズ「Rock」は、2026年の自作PC市場において「新定番」となる可能性を秘めています。
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AMD B850搭載モデル:22,980円〜
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Intel B860搭載モデル:22,980円〜
発売日は2026年2月27日。これだけのスペックを備えながら、この価格帯であれば、発売直後に在庫切れになる可能性も十分に考えられます。特に人気のMicro ATXモデルや、Wi-Fi 7搭載のATXモデルを狙っている方は、早めの予約やチェックをおすすめします。
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