
自作PC市場において、コストパフォーマンスと信頼性のバランスで絶大な支持を得ているASRock(アスロック)から、AMDの最新プラットフォームに対応したマザーボード5製品が登場します。シー・エフ・デー販売株式会社を通じて2026年4月17日に発売される今回のラインナップは、次世代規格の「WiFi 7」を全モデルに標準搭載し、ゲームユーザーをターゲットにした「Challenger(チャレンジャー)」シリーズで統一されています。AMD Socket AM5のポテンシャルを最大限に引き出すこれら新製品の魅力を、詳細なスペックとともに深掘りしていきましょう。
- AMD 800シリーズチップセット搭載の新型マザーボードが2026年4月に発売
- 圧倒的な電源フェーズを誇る「X870E Challenger WiFi」シリーズ
- バランスの取れたメインストリーム「X870 Challenger WiFi」シリーズ
- ホワイトPC自作の決定版「B850M Challenger WiFi White」
- 結局どれを選ぶべき?チップセット別の比較とガイド
- 最新のAMD環境をASRockで手に入れよう
AMD 800シリーズチップセット搭載の新型マザーボードが2026年4月に発売
今回の新製品は、ハイエンドな「X870E」、メインストリームの「X870」、そしてコストパフォーマンスに優れた「B850」の3種類のチップセットをカバーしています。いずれも最新のAMD Ryzenプロセッサに対応するSocket AM5を採用しており、将来的なアップグレードパスも確保されています。
共通の特徴:次世代通信と最新ストレージ規格の融合
今回の5製品すべてに共通しているのが、最新の無線LAN規格「WiFi 7」とBluetoothモジュールの搭載です。これにより、ワイヤレス環境でも低遅延かつ高速なデータ転送が可能になります。また、ストレージ面ではPCIe Gen5 x4 M.2スロットを標準装備しており、超高速なNVMe SSDの性能を余すことなく発揮できる設計となっています。
圧倒的な電源フェーズを誇る「X870E Challenger WiFi」シリーズ

最上位チップセット「AMD X870E」を搭載した本シリーズは、オーバークロックやハイエンドCPUの安定動作を重視するユーザーに最適なモデルです。ブラック基板とホワイト基板の2色がラインナップされています。
20+2+1の強力な電源回路
特筆すべきは、20+2+1フェーズにおよぶ堅牢な電源位相設計です。多フェーズ化により1フェーズあたりの負荷を軽減し、発熱を抑えながらCPUへ安定した電力を供給します。さらに「8層基板」と「2オンス銅箔」を採用することで、エネルギー効率を高め、過酷なゲーミングセッションやクリエイティブな作業時でもシステムの安定性を維持します。
高速メモリと5GbE LANの採用
メモリはDDR5に対応し、OC(オーバークロック)設定時には最大8200+(OC)という驚異的な速度をサポート。有線LANポートには、一般的な2.5GbEを上回る5GbE(5ギガビットイーサネット)を採用しており、大容量のゲームデータのダウンロードやNASとの連携もスムーズです。
X870Eシリーズのバリエーションと価格
X870E Challenger WiFi(ブラック):想定売価 57,800円前後(税込)
X870E Challenger WiFi White(ホワイト):想定売価 59,800円前後(税込)
バランスの取れたメインストリーム「X870 Challenger WiFi」シリーズ

ハイエンドな機能を維持しつつ、コストを抑えた「AMD X870」搭載モデルです。こちらも「黒」と「白」の2色が展開されており、PCケース内の配色に合わせて選択可能です。
実用性の高い16+2+1電源フェーズ
X870Eモデルには及びませんが、それでも16+2+1フェーズの電源設計を備えており、上位のRyzenプロセッサを運用するには十分すぎるスペックを持っています。こちらも8層基板を採用しており、電気的なノイズに強い設計が特徴です。
メモリとネットワークの最適化
メモリはDDR5 8000+(OC)まで対応。ネットワークは2.5GbE LANとWiFi 7の組み合わせとなっており、現在の一般的なゲーミング環境においては最もバランスの取れた選択肢と言えるでしょう。
X870シリーズのバリエーションと価格
X870 Challenger WiFi(ブラック):想定売価 42,800円前後(税込)
X870 Challenger WiFi White(ホワイト):想定売価 43,800円前後(税込)
ホワイトPC自作の決定版「B850M Challenger WiFi White」

より手軽に最新環境を構築したいユーザーに最適なのが、MicroATXフォームファクターを採用した「B850M Challenger WiFi White」です。
貴重なホワイト基板のMicroATXモデル
本製品の最大の特徴は、基板そのものがホワイトカラーである点です。ヒートシンクだけでなく基板まで白いマザーボードは選択肢が少なく、白基調のコンパクトなゲーミングPCを組み上げたいユーザーにとって待望の製品となります。
コンパクトながら妥協のない拡張性
MicroATXサイズながら、PCIe Gen5 x16スロットを搭載しており、次世代のグラフィックスカードへの対応も万全です。電源コネクターには8+4pinの高密度タイプを採用し、オーバークロック動作もしっかりサポート。ストレージもGen5x4とGen4x4の両スロットを備えるなど、フルサイズモデルに引けを取らない仕様となっています。
B850モデルの価格と特徴
B850M Challenger WiFi White:想定売価 29,800円前後(税込)
コンパクトなMicroATXサイズで、ホワイトPC構築に最適。
結局どれを選ぶべき?チップセット別の比較とガイド
今回のASRock「Challenger」シリーズは、全てのモデルでWiFi 7やPCIe Gen5 M.2といったトレンドを押さえています。そのため、選び方の基準は「CPUへの負荷」と「ネットワーク速度」、そして「ケースのサイズ」に集約されます。
X870Eを選ぶべきユーザー
-
Ryzen 9クラスのハイエンドCPUを使用し、長時間高負荷をかける。
-
5GbE LANを活用して、超高速な有線ネットワーク環境を構築したい。
-
電源回路の余裕を最優先し、将来的な安定性を担保したい。
X870を選ぶべきユーザー
-
コストを抑えつつ、ATXサイズの拡張性を確保したい。
-
DDR5 8000+の高速メモリを活用したいが、5GbEまでは必要ない。
-
デザインにこだわり、黒または白の基板を選択したい。
B850を選ぶべきユーザー
-
コストパフォーマンスを最優先し、3万円以下の予算で最新環境を整えたい。
-
MicroATX対応の小型ケースでPCを組みたい。
-
とにかく「真っ白なPC」を組むことに情熱を注いでいる。
最新のAMD環境をASRockで手に入れよう
ASRockのChallengerシリーズは、派手な装飾を抑える代わりに、実用性の高い機能を凝縮した「硬派なゲーミングマザーボード」として知られています。今回の5製品も、堅牢な電源回路や最新の接続規格を網羅しており、長く使える1枚になることは間違いありません。
2026年4月17日の発売に向けて、各販売店での予約や詳細情報のチェックを強くおすすめします。特にホワイトモデルは人気が集中する傾向にあるため、白基調のPCを検討中の方は早めの動向確認が吉です。
自作PCの心臓部とも言えるマザーボード。今回のASRock新ラインナップは、次世代のスタンダードをリードする存在になるでしょう。あなたの用途にぴったりの1枚を見つけて、理想のゲーミングPCを構築してみてください。