
次世代のグラフィックカードを探している方、あるいは最新のNVIDIA GeForce RTXシリーズに興味をお持ちの方へ朗報です。GIGABYTE(ギガバイト)は、2種類のハイエンドGPU「GeForce RTX 5090」と「GeForce RTX 5070 Ti」を新たに発表しました。しかも、空冷モデルはもちろん、水冷一体型モデルまでラインナップが用意されています。これまでにない革新的な性能や冷却技術が投入されているので、ゲーミングPCの自作・買い替えを検討中の方は見逃せません。
本記事では、GeForce RTX 5090とGeForce RTX 5070 Tiを中心に、新たにGIGABYTEから登場する全9モデルを詳しく紹介します。各モデルごとの特長やスペック、販売価格帯、発売時期などを網羅し、気になる機能や魅力を余すところなくお伝えします。あわせて、オルタネイトスピニング機能による冷却やラジエーター一体型簡易水冷システム「WATERFORCE」といった注目ポイントにも迫っていきますので、ぜひ最後までチェックしてください。
ハイライト:次世代GPUの進化ポイント
- NVIDIA GeForce RTX 5090とRTX 5070 Tiを搭載
- 空冷モデル7機種、水冷モデル2機種の合計9モデルをラインナップ
- オリジナル空冷ファン「WINDFORCE冷却システム」で高い冷却効率を実現
- GPU・VRAM・MOSFETを一括冷却する「WATERFORCE」搭載モデルも登場
- GDDR7メモリと高クロック設定による圧倒的なパフォーマンス
- 1.GIGABYTEの新モデル総覧:RTX 5090/RTX 5070 Tiの魅力
- 2.RTX 5090:水冷モデルの注目ポイント
- 3.RTX 5090:空冷モデルラインナップ
- 4.RTX 5070 Tiシリーズ:ミドル~ハイエンドを狙うユーザーに最適
- 5.WINDFORCE冷却システム&WATERFORCEの詳細
- 6.価格帯と発売スケジュール
- 7.まとめ:自分に合った最強GPUを選ぼう
1.GIGABYTEの新モデル総覧:RTX 5090/RTX 5070 Tiの魅力
2025年2月下旬から販売予定のGeForce RTX 5090は、NVIDIAの最上位クラスGPUとして君臨。32GBの大容量GDDR7メモリ、512bitという広大なメモリバンド幅、そしてコアクロックは最大2655 MHzに達します。4Kや8Kでの高フレームレートを目指すハイエンドユーザーはもちろん、動画編集や3DCGレンダリングなどのクリエイター作業にも余裕で対応可能です。
一方、GeForce RTX 5070 Tiは、16GBのGDDR7メモリと256bitのメモリバンド幅を備えつつ、コストを抑えたモデルとして登場。ライト~ミドルハイ寄りのユーザーにとっては、価格と性能のバランスが取りやすい選択肢となるでしょう。高解像度&高リフレッシュレートを目指すゲーマーだけでなく、クリエイティブ作業にも使いやすいスペックを備えています。
2.RTX 5090:水冷モデルの注目ポイント
● GV-N5090AORUSX W-32GD(ラジエーター一体型簡易水冷)

- コアクロック:2655 MHz
- メモリクロック:28 Gbps
- メモリサイズ:32 GB (GDDR7)
- メモリバス幅:512 bit
- 出力端子:DisplayPort2.1b x3、HDMI2.1b x1
- 保証期間:2年(代理店保証) + 2年(メーカー延長保証)
このモデルは、GPUからVRAM、MOSFETに至るまで徹底的に冷却する「WATERFORCE」を搭載し、さらにラジエーターを一体型にすることで設置の手間を軽減しています。高いオーバークロック耐性に加え、負荷の高い作業時でも温度の安定を期待できるのが魅力です。
● GV-N5090AORUSX WB-32GD(フルカスタム水冷ブロック)

- コアクロック:2655 MHz
- メモリクロック:28 Gbps
- メモリサイズ:32 GB (GDDR7)
- メモリバス幅:512 bit
- 出力端子:DisplayPort2.1b x3、HDMI2.1b x1
- 保証期間:2年(代理店保証) + 2年(メーカー延長保証)
こちらはフルカスタム水冷環境向けの“WB”モデル。好みに合わせて水冷ループに組み込める仕様なので、本格的な水冷PCを構築したいエンスージアストにとって最適な選択肢です。既存の水冷パーツと併用し、外観や冷却性能をさらに突き詰めることができます。
3.RTX 5090:空冷モデルラインナップ
GIGABYTEの空冷モデルでは、オリジナルの**「WINDFORCE冷却システム」が採用されています。独自のファンブレード設計やオルタネイトスピニング**による気流最適化機能は、多様なゲーミングシーンで活躍。高クロック動作時にも冷却性能を確保しつつ、静音性にも配慮されている点が魅力です。
● GV-N5090AORUSM ICE-32GD

- コアクロック:2655 MHz
- メモリクロック:28 Gbps
- メモリサイズ:32 GB (GDDR7)
- メモリバス幅:512 bit
- 出力端子:DisplayPort2.1b x3、HDMI2.1b x1
- 保証期間:2年(代理店保証) + 2年(メーカー延長保証)
ホワイトカラーのボディが目を引く「ICE-32GD」。PCケースの見た目を統一したい方や、ホワイト系のパーツで揃えたいユーザーに人気が出そうです。
● GV-N5090AORUS M-32GD

- コアクロック:2655 MHz
- メモリクロック:28 Gbps
- メモリサイズ:32 GB (GDDR7)
- メモリバス幅:512 bit
- 出力端子:DisplayPort2.1b x3、HDMI2.1b x1
- 保証期間:2年(代理店保証) + 2年(メーカー延長保証)
スタンダードなカラーリングのオーバークロックモデル。高い冷却性能と安定性を両立し、ハイエンドゲーミングPCの心臓部として十分なポテンシャルを持っています。
4.RTX 5070 Tiシリーズ:ミドル~ハイエンドを狙うユーザーに最適
次に紹介するGeForce RTX 5070 Tiシリーズは、16GBのGDDR7メモリと28 Gbpsのメモリクロックを備え、コストパフォーマンスを高めながらも妥協を許さない設計が特徴です。クリエイティブ用途や高解像度ゲーミング、VRコンテンツなど幅広いシーンで活躍します。
RTX 5070 Tiの特徴キーワード:
- 16GB GDDR7メモリ
- 256bitメモリバス
- 高速28 Gbpsメモリクロック
- DisplayPort2.1b/HDMI2.1b対応
● GV-N507TAORUS M-16GD

- コアクロック:TBD
- メモリクロック:28 Gbps
- メモリサイズ:16 GB (GDDR7)
- メモリバス幅:256 bit
- 出力端子:DisplayPort2.1b x3、HDMI2.1b x1
- 保証期間:2年(代理店保証) + 2年(メーカー延長保証)
ホワイトカラーのオーバークロックモデル。洗練されたデザインでゲーミングPCの存在感を高めてくれます。クロック数はまだTBDとなっていますが、GIGABYTEのオーバークロック耐性に期待がかかります。
● GV-N507TAERO OC-16GD

- コアクロック:TBD MHz
- メモリクロック:28 Gbps
- メモリサイズ:16 GB (GDDR7)
- メモリバス幅:256 bit
- 出力端子:DisplayPort2.1b x3、HDMI2.1b x1
- 保証期間:2年(代理店保証) + 2年(メーカー延長保証)
クリエイター向けシリーズ「AERO」は、映像編集やCG制作などにも力を発揮するモデル。ホワイトを基調としながらも落ち着いた雰囲気を持ち、ビジネスユースでも活用しやすいデザインです。
● GV-N507TGAMING OC-16GD

- コアクロック:TBD MHz
- メモリクロック:28 Gbps
- メモリサイズ:16 GB (GDDR7)
- メモリバス幅:256 bit
- 出力端子:DisplayPort2.1b x3、HDMI2.1b x1
- 保証期間:2年(代理店保証) + 2年(メーカー延長保証)
ゲーミング志向の王道モデル。「GAMING OC」シリーズはコストと性能のバランスが良く、OC耐性も高いのが特徴です。
● GV-N507TEAGLEOC ICE-16GD

- コアクロック:TBD MHz
- メモリクロック:28 Gbps
- メモリサイズ:16 GB (GDDR7)
- メモリバス幅:256 bit
- 出力端子:DisplayPort2.1b x3、HDMI2.1b x1
- 保証期間:2年
白基調のEAGLE OCモデル。EAGLEブランドは、価格帯を押さえながらも十分な冷却性能やオーバークロック性能を備えており、ハイコスパを狙いたい方におすすめです。
● GV-N507TEAGLE OC-16GD

- コアクロック:TBD MHz
- メモリクロック:28 Gbps
- メモリサイズ:16 GB (GDDR7)
- メモリバス幅:256 bit
- 出力端子:DisplayPort2.1b x3、HDMI2.1b x1
- 保証期間:2年
スタンダードなEAGLE OCモデル。コストを抑えつつもNVIDIA最新アーキテクチャの性能を味わえるため、初めてのハイエンドGPU導入にも向いています。
5.WINDFORCE冷却システム&WATERFORCEの詳細
GIGABYTEが提供するWINDFORCE冷却システムは、独自のファンブレード形状とオルタネイトスピニング技術で気流を効率化し、高負荷時のGPUを効果的に冷却します。さらに、GPU温度を最適に保つことで長期的に安定したパフォーマンスを維持できる点が特徴です。
一方、水冷モデルに搭載されるWATERFORCEは、GPUやVRAMだけでなくMOSFETなどの熱を効率的に拡散し、オーバークロック耐性を大幅に向上させます。特にラジエーター一体型の簡易水冷タイプなら、従来の空冷クーラーから移行するハードルも下がり、自作PCビルダーにとって魅力的な選択肢となっています。
6.価格帯と発売スケジュール
- RTX 5090シリーズ:想定売価は\559,800~\569,800前後(税込)
- RTX 5090 空冷モデル:\535,800~\539,800前後(税込)
- RTX 5070 Tiシリーズ:\178,800~\209,800前後(税込)
発売予定は2025年2月下旬(RTX 5090シリーズ)と、2025年2月20日23時~(RTX 5070 Tiシリーズ)となっています。
ハイエンドのRTX 5090は目を見張る価格帯ですが、それに見合った圧倒的な性能を備えています。さらに、コスパを重視したいユーザーにとってはRTX 5070 Tiが魅力的な選択肢になるでしょう。価格と性能の両面から見て、ゲーマーからクリエイターまで幅広いニーズをカバーできるバリエーションがそろっています。
7.まとめ:自分に合った最強GPUを選ぼう
これから登場するGIGABYTEのGeForce RTX 5090/RTX 5070 Tiシリーズは、NVIDIAの最新アーキテクチャとGDDR7メモリの組み合わせによる圧倒的なパフォーマンスと、独自の冷却システムであるWINDFORCEやWATERFORCEによる高い安定性が魅力です。ゲーミングPCの刷新を考えているなら、次世代タイトルを快適にプレイできるだけでなく、動画編集や3DCGレンダリングといった重いタスクにも対応できるハイエンドGPUを選択する絶好のチャンスです。
- 最強を求めるなら「RTX 5090」
32GBのメモリと512bitのインターフェースによる高い帯域幅を活かし、4K・8Kの高解像度環境も余裕のパワーでこなせます。 - バランスを重視するなら「RTX 5070 Ti」
16GBのGDDR7メモリとオーバークロック対応でミドル~ハイエンドユーザーを満足させるパフォーマンスを備え、価格的にも魅力的です。
自作PCのアップグレードや新規購入の際には、それぞれのモデルが提供する特長と自分の用途・予算を照らし合わせて、ぜひ最適な一台をゲットしてください。GIGABYTEの豊富な選択肢なら、デザインとスペックの両面で理想に合ったGPUがきっと見つかるはずです。
最先端の冷却技術と圧倒的なパフォーマンスを兼ね備えたGIGABYTEの新GPUをぜひ体感してみてください。次世代ゲームもクリエイティブワークも、これひとつで圧倒的に快適になります。
この記事で紹介した製品の代理店保証はシー・エフ・デー販売株式会社が対応しています。購入を検討される方は、保証内容や取り扱い店舗などもあわせて確認しておくと安心です。なお、発売日や価格は予告なく変更される場合があります。最新情報は各公式サイトや販売店でご確認ください。




